電子ブックリーダー(電子書籍端末)の「kobo touch」を購入しました。
以前から注文していたので発売日の7月19日に、しっかりと我が家に到着していました。
さすが、楽天ブックスです。
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▲箱が二つあるのはkobo本体と一緒にブックカバーを注文したためです。

早速、開封です。
本体の箱はこんな感じです。
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▲本体の箱には、しっかりと赤い帯が付いていて書籍っぽいイメージを醸し出しています。

「kobo touch」本体です。
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▲電子ペーパーですから、白地にくっきりと文字が浮かび上がっています。

液晶のサイズが6インチ、本体の重量は185gです。私はボディカラーがブラックを購入したのですが、艶消しでなかなか落ち着いた良い感じです。

本体の裏面はこんな感じです。
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▲「kobo touch」本体の裏面です。

裏面はマット地になっていてすべりにくく触り心地がなかなか良い感じです。
でも私の場合はブックカバーを付けるので、普段は触ることはないのですけどね。

さて、この「kobo touch」を使うためには、PC(mac)にデスクトップソフトウェアをインストールしてから楽天のIDでログインし、本体とUSB接続をしてセットアップをする必要があるのですが、実はここで問題が発生しました。
koboが届いた17日の夜10時頃からセットアップを行ったのですが、セットアップ画面が次に展開していかないのです。いくらまっても2/4の画面で止まってしまいます。
あげくに「インターネットの接続に問題があるため、セットアップが完了できません」などと訳がわからないメッセージが画面に表示されるのです。
macだから駄目なのかもと考えて、windowsのPCでデスクトップソフトウェアをインストールして試してみても症状は全く同じです。

どう考えてもこの状況の責任は楽天のサーバー側にあると思われます。発売日初日のサーバーにかかる負荷を想定していなかったということはない筈ですが、いったい全体どうしたのでしょうね。

ということで、そのまま放置しておいて夜中の午前2時過ぎに再度、試したところすんなりとセットアップが終了しました。
既にこのような状況は改善されていると思うのですが、同じような症状の方は時間をずらして試されると良いと思いますよ。

さて、私は電子書籍端末としてSony Reader(PRS-T1)を使用しているのですが、画面サイズが同じ6インチですから、ここで比較をしてみたいと思います。
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▲大きさはほぼ同じです。

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▲同じ書籍を表示しています。(どちらもスリープモードです。)

画面表示はどちらもE Ink社の6インチ電子ペーパーですから、ほとんど差違は感じられませんがkoboの画面の方が横幅があるような感じです。
画面表示はさすがに電子ペーパーですね。やはりどちらもくっきりと文字が表示されます。
この画面の見やすさは秀逸です。

重量ですが、Readerが168gですからkoboの方が185gということで重くなっています。

そして私が持っているReaderのボディカラーもブラックということで、たまたま同じ色なのですが、やはり艶消しブラックのkoboの方が落ち着いた感じです。
実はReaderの画面の黒枠は、かなり光を反射します。電車の通勤時などで夜にReaderを使用して読書をする時に車内の電気の明かりを反射して気になってしまうこともしばしばあります。
koboはそんな心配はありません。

さて、肝心の使用感ですが写真でお分かりのとおりkoboには物理キーがなくページを捲(めく)るためには画面をタッチして行うこととなります。
実際に使用してみるとスムースにページ捲りが出来るのですが、Readerの物理キーに慣れている自分にとっては、やはり物足りなく感じてしまいます。
特に電車で吊革に掴まりながらの読書の場合には、物理キーがあると片手で(親指で)簡単にページが捲ることが出来ますから重宝します。もちろん画面タッチでも片手で操作出来ないことはないのでしょうけどね。

koboがReaderよりも優れている点が二つ。
まず一つ目はフォントの変更が簡単にできるという点です。
これは、なかなか重宝する機能だと思います。やはり自分好みのフォントで読書をしたいものですよね。
それにしても途中まで読み進めてからフォントを変更すると、最初のページまで戻ってしまうのは仕様なのでしょうか。これは不都合です。もしかしたら変更できるかもしれませんから、もう少し設定を勉強してみたいと思います。
そして、二つ目はなんといっても値段が安いということです。
Readerも5インチモデルは1万円を切っていますが、koboと同じ6インチモデルは、koboの倍以上の価格設定になっています。(Readerの5インチモデルは手に馴染んで使い安いと思いますよ。おすすめです。)

それぞれの端末で購入出来る電子書籍のラインナップの充実度では、やはりSonyの方が一日の長があると思います。でも、まあ楽天のことですからすぐに追いつくのでしょうけどね。

まだ到着して3日目で使いこんではいないため実際の使用感はこれからの評価になりますが、機会をみてまた書いてみたいと思います。